Thephysithera’s blog

急性期病院10年目PTのブログ 日々感じていることを流さず記録していきます

病棟専従における理学療法士の重要な視点

2020年5月24日(土) 朝

 

急性期病院のリハビリテーションに携わって10年目になります。今のところずっと飽きずにこの仕事を続けられています。

 

飽きない理由はなんですかね。

 

 

日々決まった業務ではなく、患者さんの変化を捉えながら(捉えようとしながら)業務をしているからかもしれません。毎日同じようなことをずーーーっとしていたら必ず飽きがくると思います。入院中の患者さんは良い意味でも悪い意味でも少しずつ変化します。

 

患者さんのわずかな変化を捉え、それに対応すること

 

急性期病院の理学療法士に特に必要なことだと思います。

 

 

そのためには患者さんの入院時の心身機能(筋力、感覚機能、平衡機能、精神機能など)と活動能力(立ち上がったり歩いたり)を把握すること → 入り口を把握すること

 

が重要です。

 

患者さん入院という要因によってどのように変化するか

 

 

現在、ある病棟で専従業務をしていますが、上記のことを重要と思いながら日々業務しています。

 

まだわかっていないことを観察的に行う研究(もちろん予防に努めますが)

 

 

なかには観察研究なんか意味あんの?と思われる理学療法士がいるかもしれませんが、

現状を知ること

知らないと方向性がわからないですからね。

 

 

ほんの少しでも理学療法が発展するようやはり研究はしていかないと、と思います。